マルプー 去勢手術する
生後半年を過ぎたので、そろそろ去勢手術。
去勢手術に関しては、賛否あると思いますが、我が家ではRIOが最後のわんこと決めているので、生涯virginityを貫いてもらいます。(ゴメンネ)
手術にあたって最初の難関は、 朝ごはん抜き
しかも、お昼も抜き、晩御飯は通常の半分とのこと。
(麻酔が残っているので消化がうまくできないらしい)
これは食いしん坊RIOにとっては人生を左右する一大事です。
今でも、ごはんの気配がしたら「早く早く」「もう待ちきれない」と、言わんばかりに、お猿さんの声で大騒ぎ。
フェンスの中を走り回って猛アピール。
うーんこれは難題です。
当日。
朝ごはんは6時半から7時の間であげているけど、この日は無視を決め込みます。
飼い主側のごはんも、シリアルにして匂いがわからないように細心の注意をはらう。
その後もなるべく静かにしていたんだけど・・・
なんと”何事も起こらない”
そう、なにもおこらなかった。
こちらとしては、朝からずーっと
「ごはん頂戴・ちょうだいーー」
「動物愛護センターに訴えてやる」
くらいの反撃を予想していたのですが、嘘みたいに静かだった。
もしかして、RIOが騒ぐのは
”お腹がすいている”
というよりも
”ごはんというイベントが大好き”なんじゃないか、そんな気がしてきた。
RIOのごはんを準備する時間(といってもドライなのでキッチンスケールで量って器に入れるだけですが)に匂いと気配で察知。
’ごはん’という一大ビッグイベントに興奮しているんじゃないか?
そう考えると、お散歩の前後のはしゃぎっぷりや、来客の時の興奮などぜーんぶ当てはまる。
ただ、食事の平均タイムは38秒(一日3回、1回43g)で食べてしまいますので、やっぱり食いしん坊です。
結局、飼い主の危惧も無用となり、11時に病院に行きました。
(お昼ご飯の催促をしたかは定かでありません)
乳歯が残ってたので、それも抜いてもらうことになり、夕方のお迎えまでしばらく自宅待機。
久しぶりに家にRIOがいないので、サークルやおもちゃを掃除・除菌しました。
さて、夕方のお迎え。
きっちりエリザベスカラーがついてます。
ただ、どう見てもカラーが小さい。
この頃になるとRIOはなんと体重5KGに成長してた。
もしかしてRIOはトイプーじゃなくミニチュアプードルとのMIX???
カラーが小さいので頑張れば傷口に舌が届いてしまう。
好奇心の塊のRIOは、当然のごとく頑張ります。
傷口が開いたり、雑菌が入らないかひやひやしながら抜糸の日をひたすら祈るようにして待ちます。
結局、10日くらいしたら舐めなくなったので、カラーを外しました。
この10日間はお散歩も禁止。一度連れて行ったら、アスファルトにお尻をお擦り付けだしたので、大慌てで家に帰った。
この間はRIOのストレスはMAX。
RIOのストレス発散は
1、トイレでは排泄をしない。
2、💩は必ず食べる。
3、口に届くものは何でも破壊する。
と決まっているようです。
トイレで排泄をしない と決めているので排泄の場所はタイルカーペットです。
タイルカーペットの上にトイレシートを敷いたら、トイレシートは
一瞬でビリビリに破かれました。
結局、トイレの度にカーペットを洗うことになってしまった。
とはいえ、これは叱るわけにもいかないのでRIOのストレスに付き合うしかありません。
今までしつけてきたトイレトレーニングは一からやり直しですが、カラーを外し、お散歩解禁まではこちらも我慢です。
さらに、たれ耳の犬種は、エリザベスカラーがあると通気性が極端に悪くなり、かなり耳が臭くなった。
シャンプーはもちろんダメ。クリーンシートもいつものようにゴシゴシはできない。
カラーがあるので耳毛は抜けない。なぜかブラッシングも躊躇してしまった。
ダイキン空気清浄機2台をフル稼働してもリビング・ダイニングに匂いがこもる。
こちらもストレスMAXです。
手術後2週間で抜糸。傷口は一時期赤く腫れあがっていたけど、厳しい監視のもと、悪化することもなく無事抜糸ができました。
ふー、やれやれ です。(みんな頑張ったね)
絶食解禁のごはんは、麻酔の影響を加味しなくてはならない。
通常の半分ということなので、ドライはお湯でふやかして、消化を良くするのと、ウエットも混ぜて嵩増して見た目をごまかします。
なお、去勢手術後に”太ることがある” ”おとなしくなる” ということがあるようですが、
今のところ何もありません。